一般財団法人家庭医療学研究所
家庭医療学研究所が目指す21世紀のヘルスケア
家庭医療学研究所〜家庭医の専門性〜

3.循環型地域包括ケアシステム構築において中心的役割を果たす
 (医療と介護のシームレスな連携)

1)家庭医療センターと介護施設との連携

【図】健康長寿を実現するために

▲クリックすると拡大します

●家庭医療センターは家庭医療クリニックと通所リハビリステーションとから構成されます

●クリニックには認知症初期集中支援チームを作り、認知症の早期発見に努めます

●通所リハビリステーションでは介護予防、認知機能訓練を行って介護度の進行をくいとめ、あるいは改善するように支援します

●介護予防を目的とするデイサービスと連携して、さらに介護度が改善するように支援し、卒業者には総合事業で自立した生活を維持できるように支援します

●自立した生活ができる高齢者には生涯現役として仕事や趣味を楽しんでもらい、生きがいをもって暮らし続けてもらいます(Active Ageing)

2)循環型地域包括ケアシステムを他施設の多職種と恊働して構築します

【図】地域のヘルスケア・システム

▲クリックすると拡大します

●病院の回復期リハビリを退院した後は、家庭医療クリニックに通院しながら通所リハビリステーションでさらに運動器リハビリと認知機能訓練を提供し、自立した生活を送ることができるように支援します

●通所リハビリステーションを卒業した後は、他施設のデイサービスや総合事業を利用して自立した生活ができるように支援します

●残念ながら持病が悪化したり新たな病気になった場合は、病院または家庭医療クリニックで治療を受け、再びリハビリを続けて自立生活に戻ることができるように支援します

●しかし、病気を契機に訪問診療を受けたり、施設に入所しなければならなくなることもありえます

●以上のように、家庭医療クリニック、通所リハビリステーション、介護予防を目的とするデイサービス、および総合事業がシームレスに連携すれば、多くの高齢者が健康長寿を全うできるようになるでしょう。
その結果、介護費用を大幅に節減することができると予測されます